作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | Risk management for the new tunnelling construction using other tunnel records and helicopter borne survey in accretionary complex |
論文名(和訳) | トンネル施工記録とヘリコプター探査の情報を用いた付加体地域の新トンネル建設におけるリスクマネジメントについて |
論文副題 | |
発表会 | WORLD TUNNEL CONGRESS 2006 |
誌名(No./号数) | Tunnelling and Underground Space Technology |
発表年月日 | 2006/04/22 ~ 2006/04/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡崎 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
愛媛大学理学部 | 榊原 正幸(SAKAKIBARA Masayuki) |
大日本コンサルタント(株) | 奥村 稔(OKUMURA Minoru) |
抄録 |
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本文では、付加体地域において建設予定のあるトンネルを対象として、近傍にて建設されたトンネルの施工記録ならびに空中物理探査結果を整理するとともに、新トンネル建設への地質的問題点や岩相別の変位量の違いについて報告する。調査の結果、空中物理探査による磁力強度分布は、破砕・せん断帯の密集度合いが多い箇所で大きく、少ない箇所では小さい傾向が認められた。また、先進ボーリングコアの岩石別の体積帯磁率にはコントラストが認められたことから、本地域における地質分布状況を磁力強度分布の相対的な差によって把握できる可能性が示唆された。さらに、トンネル掘削時の変位量は、破砕・せん断帯の密集度合いの違いによって異なり、磁力強度分布の大きい岩相では、変位量の小さいことが施工記録との対比によって明らかとなった。 |
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