作成年度 | 2006年度 |
---|---|
論文名 | 谷底平野における氾濫流の挙動を規定する地形の成因 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 河川技術に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | 河川技術論文集、第12巻 |
発表年月日 | 2006/06/07 ~ 2006/06/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地河川チーム | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
寒地河川チーム | 野上 毅(NOGAMI Takeshi) |
寒地河川チーム | 安田 浩保(YASUDA Hiroyasu) |
抄録 |
---|
近年,局地的な豪雨により2003年の北海道厚別川,2004年の福井県足羽川等,比較的計画規模の小さな中小河川等の谷底平野内を流れる河川での洪水被害が多発している.これらの災害に特徴的なことは,河道法線形に関係なく洪水流が流下し,家屋,道路および橋梁に多くの被害が生じたことである.これらの洪水流の挙動は,蛇行河道に沿った流れと河道形状と関係なく流下した流れとが8の字を描くように流れたことが確認されており,後者の流れが発生した箇所において被害が大きくなる傾向が見られた.本研究は,谷底平野における大規模出水時の減災対策策定のための第一段階として,このような出水時に形成されると考えられる谷幅規模の河床形状と河道法線形との関係を検討し,谷底平野における氾濫流(以下,洪水流と呼ぶ)の挙動特性の把握を目的としている. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |