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発表 結氷時の感潮域におけるADCPの測定時間

作成年度 2006年度
論文名 結氷時の感潮域におけるADCPの測定時間
論文名(和訳)
論文副題
発表会 年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2006/09/20 ~ 2006/09/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地河川チーム吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro)
寒地河川チーム渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu)
抄録
流量観測のデータは,治水計画,利水計画を立案する上で不可欠な資料である.計画の立案後においても,流量観測のデータは水防活動,渇水対策等の河川管理の資料として使用される.近年では河川法改正に伴い”河川環境の整備と保全”の観点からも使用される機会が増えつつある. 結氷時の感潮域における流量観測手法は,観測事例が少なく現象が十分解明されていないため,観測手法は確立されていない.感潮域である事から現象の非定常性が強く,観測時間の検討を行う必要がある.本研究では,横断方向の流量観測を行い,結氷時の感潮域における1測線当りのADCPの測定時間の検討を行う.[*][*]平均流速の挙動および測定時間による差異の検討から,結氷時の感潮域において測定時間を長くしても断面平均流量の精度向上は計れず,ADCPの測定時間の違いによる平均流速の違いは小さい事が分かった.今回の検討結果から,結氷時の感潮域における1測線当りのADCPの測定時間を10秒とすれば,断面平均流量の精度が向上すると言える.
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