作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | トレンチャー式撹拌工法による改良強度のばらつきについて |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第7回地盤改良シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2006/10/31 ~ 2006/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
抄録 |
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トレンチャー式撹拌工法は5~7mの深度の軟弱地盤を改良できる工法として、近年、急速に施工実績が増加している。本工法のメリットの一つとして、改良地盤強度のばらつきが少ないとされている。しかし、実際に確認された事例が少ないことから、混合処理工法(DMM)に準拠して設計や強度管理が行われている。実際のばらつきがDMMと比較して少なければ、室内目標強度を低減することが可能となる。さらに、強度管理法も簡便にできる可能性がある。[*]そこで、改良地盤の実態を正しく評価する目的で、北海道内の軟弱地盤に対し、トレンチャー式撹拌工法で改良した数現場の改良地盤を調査した。具体的には、採取したコアの評価(RQD)、深度方向への強度分布、一軸圧縮強さから改良地盤における強度のばらつき(発生不良率、変動係数)、現場強度と室内強度との比を評価した。その結果、土層構成、地盤特性に応じて強度のばらつきが異なることがわかった。特に、室内強度と設計基準強度の比は、施工時期や土層構成に大きく依存することがわかった。 |
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