作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 高靭性繊維補強セメント複合材料による鋼床版上面増厚補強に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集 Vol.62 No.2、 356-375、 2006.5 |
発表年月日 | 2006/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 三田村 浩(MITAMURA Hiroshi) |
鹿島建設㈱技術研究所 | 須田 久美子 |
鹿島建設㈱技術研究所 | 福田 一郎(FUKUDA Ichiro) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
大阪大学 | 松井 繁之 |
抄録 |
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近年、既設鋼床版の疲労損傷事例が報告されており、合理的で経済性に優れる疲労損傷対策工法が求められている。そこで、優れた引張性能を有する高靭性繊維補強セメント複合材料(Engineered Cementitious Composite ; ECC)を鋼床版の上面増厚材料とし、ずれ止めにFRP製のプレート型ジベルを用いてECC・鋼床版合成構造とすることで、鋼床版に発生する局所応力を低減し、疲労耐久性を向上させる方法を新たに考案した。ここでは、実物大試験体を用い、局所応力発生部位に着目した要素試験、定点載荷疲労試験および輪荷重走行試験を行い、3次元非線形FEM解析による検討を加えてECC合成鋼床版のせん断伝達機構を明らかにし、提案方法の有用性を示した。また、実橋載荷実験により設計の妥当性を確認した。 |
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