作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 二層緩衝構造を用いた杭付き壁式落石防護擁壁の耐衝撃性に関する数値解析的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第8回構造物の衝撃問題に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | 第8回構造物の衝撃問題に関するシンポジウム論文集 |
発表年月日 | 2006/11/09 ~ 2006/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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㈱構研エンジニアリング | 川瀬 良司(KAWASE Ryoji) |
室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
㈱構研エンジニアリング | 鈴木 健太郎(SUZUKI Kentaro) |
抄録 |
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本研究では、二層緩衝構造と杭基礎を併用した場合の壁式落石防護擁壁の開発を目的に、先に重力式落石防護擁壁に対して提案した最大伝達衝撃力算定式の適用性について検討を行った。検討方法は、コンクリート基礎上で滑動を制御した直接基礎の二層緩衝構造を設置した重力式擁壁の実規模実験結果と、二層緩衝構造を杭基礎を併用した壁式擁壁に関する3次元弾塑性衝撃応答解析を試み、提案の算定式と実験結果および数値解析結果を比較することにより行った。また、二層緩衝構造を設置しない杭基礎のみの壁式擁壁の3次元弾塑性衝撃応答解析も実施し、二層緩衝構造を設置した場合における数値解析結果との比較を行い、壁体の損傷や杭への影響に関する検討も行った。結果、二層緩衝構造の衝撃緩衝性能は、擁壁の工法には著しく影響されず重力式防護擁壁の結果を準用可能であることが明らかになった。これより、提案の工法の実構造への応用は、比較的容易に可能になるものと推察される。 |
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