作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 岩石の有害物質溶出に関する考察(その3) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会平成18年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2006/11/09 ~ 2006/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 田本 修一(TAMOTO Shuichi) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
防災地質チーム | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki) |
抄録 |
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海成の堆積岩や熱水変質の影響を受けた火山岩等では、岩石の風化や劣化に伴い砒素や鉛などの有害重金属や酸性水の流出が発生する事例が確認されている。北海道では各種土木工事に伴い有害物質を含む可能性のある発生土を扱う現場が増えている。これらの現場では、健康への被害や汚染拡散等の環境問題に発展する可能性を現場毎に検討し対処しているが、有害物質を含む岩盤の合理的な評価に多くの課題を抱えているのが現状である。前報では、現場から収集した発生土の粒径別溶出試験とタンク溶出試験の結果について比較検討を行い、公定法の評価が安全側であること、公定法では評価し得ない有害物質がタンク溶出試験で検出されることを報告した。本報では粒径別溶出試験と同試料を用いて溶媒を変えた溶出試験を行い、溶媒の違いによる溶出量の評価について考察した結果を報告する。 |
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