国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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論文投稿 吹雪時の視程推定手法とその活用に関する研究

作成年度 2006年度
論文名 吹雪時の視程推定手法とその活用に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所報告 126
発表年月日 2006/04/16
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
抄録
吹雪による視程障害は冬期道路の安全性を脅かし,時には多重事故の誘因となる。このため,吹雪による視程障害対策は積雪寒冷地においては重要な課題である。ところで,吹雪による視程障害は空間的,時間的にも変動が大きい。従って,吹雪情報をドライバーに提供することでドライバーが吹雪を回避する行動をとることが可能となり,冬期道路の安全性や安心感を向上させるのに有効と考えられる。しかし,視程の情報は,峠など一部の地点に視程計が設置されているだけで,現時点では,吹雪時の視程を簡易に広域で現況把握・予測する汎用的な方法・技術は明らかにされていない。このため,吹雪情報を提供することによる冬期道路の安全性や安心感を向上の可能性について示された研究は存在しない。そこで,本研究は,容易に入手できる気象データから吹雪時の視程を推定する手法の開発を行い,その手法を活用して広域での吹雪情報(視程情報)を提供するシステムを試作し,実際にドライバーに吹雪情報を提供し,冬期道路の安全性や安心感の向上について調査を行った。
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