作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 泥炭地盤の透水特性に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第47回地盤工学会北海道支部年次技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2007/02/01 ~ 2007/02/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
北海道大学大学院 | 三田地 利之(MITACHI Toshiyuki) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
抄録 |
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著者らは、泥炭地盤の変形挙動解析手法として、カムクレイモデルを用いた水-土連成有限要素解析が有効なことを明らかにしている。一方で、泥炭地盤の力学特性には、未だ不明確な点が多くあり、解析に用いる土質パラメータの決定法に課題が残されている。このひとつに、解析に用いる透水係数の評価がある。[*]段階載荷圧密試験から求められる透水係数をそのまま解析用パラメータとして用いると、実際より沈下速度が遅い解析結果となることが、しばしば指摘されている。さらに、泥炭の透水特性に関して、圧密の進行に伴って泥炭の透水係数が著しく減少することが報告されている。また、泥炭の透水係数に比較的強い異方性があることを指摘されており、設定が難しい土質パラメータといえる。加えて、泥炭地盤は極めて不均質に堆積していることが、土層全体の代表値を決める問題を複雑にしている。[*]以上の背景を受けて、泥炭地盤の透水特性を解明し、その評価法を確立する目的で、泥炭地盤から採取した試料に対して段階載荷圧密試験ならびに現場透水試験を行った。 |
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