作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | バイオガスからの水素とベンゼンのコプロダクション |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第7回 北海道エネルギー資源環境研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2007/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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特別研究監 | 主藤 祐功(SHUDO Yukoh) |
特別研究監 | 大久保 天(OHKUBO Takashi) |
特別研究監 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
抄録 |
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筆者らは、バイオガスプラントより発生するバイオガスを活用して、水素とベンゼン等の芳香族炭化水素を生成する実証試験を実施している。本研究ではメタンの脱水素芳香族化プロセスにおける触媒性能維持のための原料メタンへの水素添加や水素フラッシングによる触媒再生といった方策を図り、運転評価を実施し、次のような結論を得た。1)水素及び芳香族生成速度の時間経過に伴う低下は水素添加が多いほど緩和されるが、9%水素添加としても各生成速度の低下は完全に防止できず、さらなる対策の必要性がある。2) H2フラッシングの実施により水素生成速度は回復し、ベンゼン及びナフタレン生成速度は一定値以上を維持していることが認められ、細孔閉塞が進んでいないことが示唆される。3) 施設の物質収支はバイオガス200Nm3/dを処理した時、CH4を約110Nm3/d精製し、H2を約140Nm3/d、C6H6を約13L/d生成する。 |
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