作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 実大岸壁滑動時の地震時挙動と作用外力分析に基づく重力式岸壁の新たな耐震設計法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第32回海洋開発シンポジウム |
誌名(No./号数) | 海洋開発論文集 Vol.23 |
発表年月日 | 2007/07/10 ~ 2007/07/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒冷沿岸域チーム | 渥美 洋一(ATUMI Yoichi) |
北海道開発局 | 先川 光弘(SAKIKAWA Mitsuhiro) |
(前)釧路開発建設部 | 窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi) |
豊橋技術科学大学 | 三浦 均也(MIURA Kin-ya) |
港湾空港技術研究所 | 笹島 隆彦(SASAJIMA Takahiko) |
京都大学 | 井合 進(IAI Susumu) |
抄録 |
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耐震強化岸壁の効果的・効率的な整備は物流拠点として機能する港湾において喫緊の課題である。地震時土圧算定式としては一般的に物部・岡部式が用いられている。筆者らは、地震時におけるケーソンと背後地盤の相互作用と地震時土圧の挙動を解明し、重力式岸壁のより合理的な耐震設計法を提案することを目的として、北海道釧路港西港区第4埠頭に設置した実大試験重力式岸壁にて、平成13年4月より地震時挙動観測を実施してきた。そして、2003年9月26日午前4時50分に発生した震度Ⅴ強地震動によって試験ケーソンが約20cm滑動した時のケーソンと背後地盤の地震時挙動と作用外力の同時観測に成功した。本論文では、この地震動によりケーソンが滑動する時のケーソン慣性力と地震時土圧増分の位相関係を分析し、現行設計法による地震時土圧よりも低減できる物理的根拠を確認して、ケーソンと背後地盤の地震時相互挙動に着目したより合理的かつ経済的な重力式岸壁の耐震設計法を提案するものである。 |
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