| 作成年度 | 2006年度 |
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| 論文名 | 野見湾の内部潮汐による海水交換と水止まりによる貧酸素水塊発生に関する研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B Vol. 63 (2007) 、 No. 1 |
| 発表年月日 | 2007/01/19 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水産土木チーム | 山本潤(YAMAMOTO Jun) |
| 東北大学大学院 工学研究科 | 田中 仁(TANAKA Hitoshi) |
| (株)荒谷建設コンサルタント 四国支社 | 佐伯 信哉(SAEKI Nobunari) |
| 抄録 |
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| 養殖の盛んな閉鎖性の内湾である高知県の野見湾では,夏よりも秋に湾内の水質が悪化するケースが多い.それは地元養殖漁業者らの間で漁業被害をもたらす「秋の水止まり」として警戒されている.著者らが観測したところ,夏には潮位差10mを上回る内部潮汐が発生し,これに伴い湾内底層に外海由来の低温・高塩分の水塊が流入していることがわかった.一方,秋には湾内流速が夏に比べ減少し,夏には見られなかった貧酸素水塊が捉えられた.内部潮汐を再現させる計算によって上記現象を検証すると,内部潮汐が野見湾の海水交換に大きく寄与していること,夏は内部潮汐による海水交換によって湾内水質が維持されるが秋には海水交換が不足して貧酸素水塊が発生すること等が明らかとなった. |
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