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発表 低土被り区間のトンネル掘削における微小電位観測を用いた地表面モニタリング

作成年度 2006年度
論文名 低土被り区間のトンネル掘削における微小電位観測を用いた地表面モニタリング
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第36回岩盤力学に関するシンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2007/01/11 ~ 2007/01/12
所属研究室/機関名 著者名(英名)
(株)フジタ村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki)
(株)フジタ伊藤 由明(ITO Yoshiaki)
(株)フジタ鈴木 信行(SUZUKI Nobuyuki)
防災地質チーム伊東 佳彦(ITO Yosihiko)
防災地質チーム日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki)
防災地質チーム伊藤 憲章(ITOH Noriaki)
抄録
トンネルの低土被り区間では掘削の影響が地表面に及ぶため、トンネルの安定性と周辺環境へ与える影響を随時把握し設計・施工に反映することが重要となる。筆者らは、地盤の微小な電位変動を経時的に観測する微小電位観測に注目してきた。本報告では、微小電位観測を2箇所のトンネル掘削現場の低土被り区間に適用し、地表面モニタリング手法としての微小電位観測の特徴および適用性を検証した。その結果、トンネル掘削に伴い20~60mV程度の特徴的な電位差が発生することを明らかとし、微小電位観測によって従来の地表面変位観測とは異なる観点から、トンネル掘削が周辺地山に与える影響を評価できる可能性を示唆した。
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