作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 北海道の地震動観測記録を用いた表層地盤の増幅度設定の試み |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成19年度土木学会全国大会第62回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 第62回年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) |
発表年月日 | 2007/09/12 ~ 2007/09/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 佐藤 京(SATOH Takashi) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
寒地構造チーム | 石川 博之(ISHIKAWA Hiroyuki) |
抄録 |
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地震動評価、およびリアルタイム地震防災に用いるための基礎から地表までのサイト特性(表層地盤の増幅特性)の設定では国土数値情報を用いた松岡・翠川の方法が用いられる事が多い。この方法では、国土数値情報により分類された微地形を基準とし、これに主要河川からの距離や標高によって表層30mの平均S波速度を算出し、この平均S波速度を経験的関係式から最大速度の増幅度に変換するものである。しかし、用いられた経験的関係式は関東地方を対象としたものである。我々はこの点に着目し、北海道の地震動に基づき、北海道のサイト特性設定を試みた結果について報告する。[*]その結果、区分によっては観測記録による増幅特性の傾向を示さない箇所がある結果となった。その原因として、場所によっては微地形区分より影響の強い地域特性があると考え、回帰係数設定のエリアを限定する事で観測記録の増幅特性に近い傾向へ修正されることを確かめた。 |
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