国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 発酵魚かす投入による海域栄養塩の増加効果について

作成年度 2007年度
論文名 発酵魚かす投入による海域栄養塩の増加効果について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成19年度日本水産工学会学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2007/05/19 ~ 2007/05/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産土木チーム牧田 佳巳(MAKITA Yoshimi)
水産土木チーム山本  潤(YAMAMOTO Jun)
抄録
北海道における磯焼けは日本海南部海域を中心に各地に見られ、日本海北部海域に位置する留萌沿岸域においても藻場の減少が問題となっている。増毛漁業協同組合では、かつてニシン漁が盛んでその煮汁が海中に流出していた頃には磯焼けは見られなかったことから、磯焼けの原因を海域の貧栄養化によるものと考え、1998年より発酵魚かすを沿岸部に投入する施肥事業1)に取り組んでいる。また、北海道開発局留萌開発建設部では、増毛町の雄冬漁港で整備を進めている島防波堤の背後に藻場造成機能の付加を目的とした小段造成を計画しており、藻場機能を維持するための施肥材として発酵魚かすの利用が検討されている。  [*]本研究は、この発酵魚かすによる雄冬漁港島防波堤背後小段への施肥効果を推察することを目的として、室内実験による発酵魚かすからの栄養塩溶出過程、および実海域での溶出状況を把握するための調査を実施している。本報告では、小段整備前の雄冬漁港島防波堤背後に投入した発酵魚かすからの栄養塩溶出状況について報告する。
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