作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 佐呂間町で発生した竜巻による道路標識柱の倒壊メカニズムに関する数値解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成19年度土木学会全国大会第62回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 第62回年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) |
発表年月日 | 2007/09/12 ~ 2007/09/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
室蘭工業大学 | 小室 雅人(KOMURO Masato) |
寒地構造チーム | 石川 博之(ISHIKAWA Hiroyuki) |
寒地構造チーム | 岡田 慎哉(OKADA Shin-ya) |
抄録 |
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本研究では、2006年11月7日午後1時30分頃、北海道常呂郡佐呂間町岩佐地区で発生した竜巻によって倒壊に至った道路標識柱を対象に、その倒壊メカニズムの把握と道路標識柱に作用した最大風速の推定を目的として、三次元弾塑性有限要素解析を実施した。なお、本解析には、構造解析用汎用プログラムABAQUSを使用した。[*]本検討結果を整理すると、以下のように示される。1)全ての部材を弾塑性体としてモデル化する場合には、最大風速v=96.8m/sで横梁取り付け部近傍に局部座屈が発生する。2)また、横梁を弾性体と仮定して局部座屈を抑制する場合には、最大風速がv=99.7m/sで柱基部近傍が座屈して倒壊に至る。3)一方、実現象では、横梁は上方向に折損しかつ柱は基部から倒壊しており、解析結果と異なる。その要因としては、飛来物が柱に巻き付き、柱に作用する荷重が増加したことによる影響や風速・風向が急激に変化することによる動的効果等が挙げられる。 |
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