国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 すき取り物を利用したのり面緑化

作成年度 2007年度
論文名 すき取り物を利用したのり面緑化
論文名(和訳)
論文副題 これまで廃棄されていた材料を緑化材料へ
発表会 第27回日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 2007/11/01 ~ 2007/11/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
抄録
建設工事により発生するすき取り物は、在来植物の種子や根を含んでいることから、自然共生型緑化が可能な材料である。これまで、すき取り物を何も混合せずにそのままのり面緑化材料として利用するための技術が検討され、すき取り物を有効利用する現場が増えている。今回、面積あたりのすき取り物の使用量を低減し、すき取り物の発生量が少ない場合にも対応できる方法を検討した。その結果、1)すき取り物によるのり面緑化は、通常実施されているのり面成形用バケットにより土羽打ちする方法を適用できる、2)施工厚さはピンで押さえる場合は10cm、押さえない場合は、20cm以上が適当である、3)すき取り物による緑化工法は、大幅なココスト縮減が可能であり、肥料に関する維持管理費も不要であることがわかった。
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