作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 石炭灰の時間経過による環境基準物質の溶出量変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第7回環境地盤工学シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2007/08/23 ~ 2007/08/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOH Atsuko) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
北見工業大学 | 鈴木 輝之(SUZUJKI Teruyuki) |
抄録 |
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石炭火力発電所から発生する石炭灰は、循環型社会の構築への社会の関心の高まりなどから、土木材料への有効利用技術が進んでいる。しかし、原料とする石炭の種類によっては、土壌環境基準を上回る量の有害物質が溶出する場合があり、これらの有害物質の溶出を抑えるためにセメントや水を加えて固化する方法が実施されている。石炭灰による土木工事が行われるようになってからあまり時間が経過していないことから、長期的な有害物質の溶出抑制効果を維持できているか確認した例はいくつかある1)ものの報告された事例は少ない。[*] 筆者らは、これまで過去に石炭灰により試験的に施工した盛土の有害物質溶出量を継続的に測定してきた。その結果、固化や造粒化した石炭灰で作成した供試体および盛土の強度は大きくなっていることを確認できた。しかし、有害物質溶出量のうち、短期間では溶出を抑制できたが、時間経過により溶出が確認された有害物質があることがわかった。 |
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