国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 泥炭地盤上盛土の耐震性に関する遠心模型実験

作成年度 2007年度
論文名 泥炭地盤上盛土の耐震性に関する遠心模型実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第29回土木学会地震工学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2007/08/28 ~ 2007/08/30
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム林 宏親(HAYASHI Hirochika)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri)
抄録
北海道において発生したいくつかの大規模地震によって、泥炭地盤上の道路盛土ならびに河川堤防に大きな被害が発生している。しかし、そのメカニズム、耐震性の評価手法ならびに合理的な補強法などは明確にされていない。そこで、泥炭地盤上の盛土に関する動的遠心模型実験を実施し、その耐震性および既設盛土を意識した補強法について検討した。その結果、泥炭地盤上の盛土で特徴的に見られた被災変状モードを再現することができ、沈下によって泥炭層にめり込んだ盛土底部における過剰間隙水圧の発生とそれによる盛土の泥濘化が変状の主な要因であることが明らかとなった。さらに、ふとん籠による補強が有効なことがわかった。
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