作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 高炉スラグ微粉末を用いたビーライトセメントコンクリートの中性化に及ぼす細孔組織の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集E、 Vol.64、 No.1、 pp.1-15、 2008.1 |
発表年月日 | 2008/01/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 吉田 行(YOSHIDA Susumu) |
北海道大学大学院 | 名和 豊春(未記入) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
日鐵セメント株式会社 | 渡辺 宏(未記入) |
抄録 |
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環境負荷を低減しながらコンクリートを高性能化,高耐久化する上で有用と考えられるビーライト系セメントおよび高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの中性化抵抗性について,中性化促進試験を行い評価した.中性化速度に及ぼす細孔組織の影響について,水銀圧入法による細孔径分布測定の結果から微細構造をインクボトル細孔とインクボトル細孔を含まない非インクボトル細孔の2つの細孔でモデル化することを試みた.その結果,水結合材比が小さい領域においては,中性化速度は70nm以上の非インクボトル細孔との相関が高くなり,さらに高炉スラグ微粉末を用いた場合では,70nm以下のインクボトル細孔および非インクボトル細孔ともに中性化に寄与し,これらの細孔が少なくなると中性化速度が極めて低減することが明らかとなった. |
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