作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 渚滑川と湧別川における氷板と晶氷の現地観測 |
論文名(和訳) | FIELD OBSERVATIONS OF RIVER ICE IN THE SHOKOTSU RIVER AND THE YUBETSU RIVER |
論文副題 | |
発表会 | 平成19年度 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2008/01/30 ~ 2008/01/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
寒地河川チーム | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
抄録 |
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本研究では,河川の違いによる結氷の違いと晶氷の挙動を明らかにするために,河川縦断方向に数箇所観測地点を設けて定期に現地観測を実施し現象の解明を試みた.また,既往の研究において定点での詳細な観測はなされているが,上下流一貫した観測は著者が知る限り少ない.このため今回の観測結果は,今後の結氷河川の研究・検討に資すると言えよう.[*]本研究により以下の事が明らかになった.1) 河川毎に結氷率が異なり標高が高い上流が必ずしも結氷率が高いとは言えないず,水理量,気象条件,河道の影響を考察する必要がある.2) 横断結氷率は平面結氷率よりも17%から53%小さい値である.3) 晶氷面積と氷板面積の関係を時系列変化に着目して5 つの関係に分類した.この関係から渚滑川は晶氷が滞留しやすく氷板となる可能性が高い河川で,湧別川は晶氷の滞留および流下の変動が大きく結氷終期の晶氷と氷板の減少は同時期となる河川であると推察された. |
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