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発表 北海道における吹雪情報提供実験 ~ 気象条件から視程を推定する手法を活用した広域吹雪情報の提供 ~

作成年度 2007年度
論文名 北海道における吹雪情報提供実験 ~ 気象条件から視程を推定する手法を活用した広域吹雪情報の提供 ~
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第27回日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 2007/11/01 ~ 2007/11/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
雪氷チーム松山 雄馬(MATSUYAMA Yuma)
稚内開発建設部鈴木 信(SUZUKI Makoto)
抄録
著者らは、広域での吹雪情報(降雪や視程)をWeb 上で提供し、ドライバーの吹雪回避と心理的負担の軽減を図る実験を札幌圏と宗谷地方で行った。実験の後半でアンケートを実施し札幌圏と宗谷地方で、吹雪情報による交通行動の変化を尋ねた結果、「出発時刻の変更」、「経路の変更」が多かった。また、吹雪情報提供による事故防止効果について尋ねた結果、吹雪情報は事故防止に効果があると考えられていることが分かった。また宗谷地方で、運転計画立案時の重要事項について尋ねたところ、早く目的地に着くことよりも、安全に走行できること、予定通り目的地に着けることを重要視する傾向が明らかになった。即ち、冬期道路においては、この様なニーズを満足させる情報提供が必要とされており、適切な交通行動の変更を促し、事故の発生を未然に回避する吹雪情報の提供は、道路利用者のニーズに合致したものと言える。
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