| 作成年度 | 2007年度 |
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| 論文名 | 浮遊粒子の落下速度を考慮した吹雪時の視程推定手法の改良 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 寒地技術シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2007/12/12 ~ 2007/12/14 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
| 抄録 |
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| 著者らは松澤・竹内(2002)の視程推定手法を活用して、札幌圏で吹雪情報の提供実験を行い成果を収めてきた。本研究では、松澤・竹内(2002)の視程推定手法の改良を試みた。飛雪流量、風速の観測結果から、飛雪空間密度の垂直分布を求め、浮遊粒子の落下速度を推定し、風速との関係式を求めた。この関係式を松澤・竹内(2002)の視程推定手法に適用して視程を推定し、視程の実測値と比較した。視程を5ランクに分けて、推定値が実測値と同ランクおよび1ランク低い(安全側)場合を広義の適中としたところ、広義の適中率が80%となった。吹雪情報利用者へのアンケート調査によると、要求される視程情報の精度は、広義の適中率で70~80%であり、本結果は、この要求精度を満足する。さらに、視程100m未満と100m以上の2カテゴリーに分けた場合のスレットスコアは、従来の手法に比べ0.07向上し0.27となった。以上より、視程推定手法の改良に関して一定の成果が得られた。 |
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