作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | すき取り物の施工厚さを薄くしたのり面緑化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第63回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2008/09/10 ~ 2008/09/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOH Atsuko) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
抄録 |
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建設工事により発生するすき取り物は、発生箇所付近の種子や根を多量に含んでいることから、のり面緑化材料とすることにより、在来種による自然共生型緑化が可能となる。これまで、すき取り物をのり面緑化材料として利用するための技術の検討により、盛土の土質、すき取り物の種類、施工時期にかかわらず、すき取り物を緑化材料として利用できることが明らかになった。すき取り物による緑化は、処分費および新たな緑化材料の購入費が不要となり大幅なコスト縮減が可能であること、のり面保護および緑化としての効果が大きいことから北海道開発局の工事で多く実施されるようになり、標準厚さでの施工に必要なすき取り物の量を必ずしも確保できているわけではない。そこで、少ない使用量ですき取り物による緑化を実施するために、施工厚さを薄くするための検討を行ったところ、のり面の条件に応じて薄くできることがわかった。 |
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