作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | RCアーチ構造形式の耐衝撃設計に関する実規模実験および数値解析的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第54回 構造工学シンポジウム |
誌名(No./号数) | 構造工学論文集 Vol.54A |
発表年月日 | 2008/04/25 ~ 2008/04/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 岡田 慎哉(OKADA Shin-ya) |
室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
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本研究では、RC製アーチ構造に関する衝撃応答解析手法の確立を目的として、実トンネル坑口部を用いた重錘落下衝撃実験を実施し、併せてRC製梁の衝撃解析手法をRC製アーチ構造の衝撃解析に適用した場合の数値解析を行い、実験結果と比較することでその解析手法の適用性の検証を行った。その結果、(1)本検討で用いたRC製梁の衝撃解析手法は、RC製アーチ形式の衝撃解析の場合においても、重錘衝撃力、伝達衝撃力ともに精度よく実験を再現できることが明らかとなった。(2)変位応答性状に関しては、残留変位において若干の差異は発生するものの、大略良好に実験結果を再現可能であった。[*]また、検討の解析手法を用いて、性能照査型設計の基礎として、従来の落石防護覆工の設計手法をRC製アーチ構造に適用した場合の適用性について検討を行った。その結果、(3)従来の設計法を適用した静的解析結果と衝撃応答解析結果を比較すると、衝撃応答解析結果は静的解析結果より小さな応答を示していることが明らかとなった。 |
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