作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | すきとり物によるのり面緑化工法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 建設物価 平成20年8月号 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2008/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOH Atsuko) |
抄録 |
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建設工事により発生するすき取り物は、有機物を含んでいることから盛土材として利用できないため、条件に適合しない場合廃棄処分されてきた。一方、すき取り物は発生箇所付近の種子や植物の根を含んでいるため、植生基盤材として利用できれば、在来種による自然共生型緑化への取り組みが可能となる。さらに、すき取り物の処分費および新たな緑化材料の購入費が不要となることから、大幅なコスト縮減が可能な工法となり得る。これまでの検討により、盛土本体の土質、すき取り物の種類、施工時期にかかわらず、すき取り物を緑化材料として利用できることが明らかとなり、平成19年度から国土交通省北海道開発局でのり面緑化工法として採用できるようになった。[*] 本報告は、盛土本体の土質、すき取り物の種類、施工時期、施工厚さに関する試験施工を行い、すき取り物を盛土のり面の緑化材料として利用する方法について検討した結果をまとめたものである。 |
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