作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 土被りの大きなトンネルの地質評価における電磁探査法の適用性に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | ~空中電磁法・CSAMT法・両手法の組み合わせによる推定地質の検証~ |
発表会 | 物理探査学会第119回(平成20年度秋季)学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2008/10/21 ~ 2008/10/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡崎 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
抄録 |
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トンネルの地質調査では、地山周辺のみならず計画ライン深部における地質性状の精度良い評価が重要である。空中電磁法は、浅層部の水平方向の比抵抗変化をもとに、地質境界、断層、変質帯、風化部および地下水の分布を面的に推定する方法として適している。また、CSAMT法は、より大きな深部の鉛直方向の比抵抗変化をもとに、測線下における地質構造の変化を推定する方法として適している。調査では、土被りの大きいトンネルの地質調査において空中電磁法とCSAMT法を実施し、両手法を組み合わせた解析を行い、トンネル地山深部における地質状況を評価するとともに、トンネル施工時に想定される地質問題点を整理した。本文では、トンネル掘削で判明した地質状況ならびに施工時に生じた問題点を整理するとともに、空中電磁法、CSAMT法および両手法を組み合わせた方法によって評価した地質状況を検証することで、土被りの大きなトンネルの地質評価における電磁探査法の適用性について検討した結果を報告する。 |
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