国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 標準的な転圧機械を用いた盛土の厚層化

作成年度 2008年度
論文名 標準的な転圧機械を用いた盛土の厚層化
論文名(和訳)
論文副題 効率的な土工による建設コスト縮減と品質確保の実現
発表会 国土技術研究会
誌名(No./号数)
発表年月日 2008/10/08 ~ 2008/10/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム安達 隆征(ADACHI Takayuki)
抄録
近年、工事規模の大型化に伴い、経済的施工や工事の早期完成が求められている。[*]特に、高規格幹線道路等の建設にあたっては、高盛土で大規模な土工が増加しており、効率の良い土工が工事全体の経済性、工期短縮に大きく影響するものと考えられ、建設コスト縮減、早期供用による経済効果につながるものと期待される。現在、道路土工における盛土の締固めは、路床を除き、一層の厚さ30cmを標準として施工、品質管理されているが、効率性や経済性の観点から、盛土の一層当たりの施工厚さを標準の厚さよりも厚くすること(以降盛土厚層化と称する)を検討した。[*]これまでの研究により、大型転圧機械での盛土厚層化については検討がされてきており、実際に現場での盛土厚層化の実績もある。しかし、北海道では大型転圧機械の市場性が乏しい。このことから、現場の施工条件に適応させることと、建設コスト縮減を目的とし、粗粒土に分類される土質について、実際に現場の盛土施工で使用されている標準的な転圧機械を使用して、現場試験施工を実施した。その結果、標準的な転圧機械でも、厚層化施工が可能であることがわかった。
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