作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | Appearance and process of rock weathering on road slopes at the Tokoro greenrocks、 northeastern Hokkaido |
論文名(和訳) | 北海道東部常呂帯緑色岩の道路斜面にみられる岩石の風化状況 |
論文副題 | |
発表会 | 2008 International Joint Symposium between IEGS (Korea)、 NIRE and CERI (Japan)(釜慶大学地質環境研究所、農村工学研究所及び寒地土木研究所による国際共同シンポジウム) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2008/11/13 ~ 2008/11/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡崎 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
愛媛大学理学部 | 榊原 正幸(SAKAKIBARA Masayuki) |
抄録 |
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付加体の緑色岩中にはスメクタイトを含む場合があるが、その形成及び風化過程は十分解明されていない。今回、緑色岩における同過程の解明を目的に、詳細なコア観察とX線回折分析やEPMA等による鉱物試験を一般国道333号の斜面で掘削されたボーリングコアを対象に実施した。調査の結果、同緑色岩は新鮮部においてもスメクタイト成分を含む緑泥石が確認され、地山深部のせん断面沿いでは緑泥石中のスメクタイト成分が多いことが判明した。さらに、地表付近では、スメクタイト成分の増加は4面体及び8面体イオンの減少によって進むのに対し、せん断面沿いでは層間陽イオンの価数増加によって進むことが判明し、両部分では岩石の風化過程が異なることが判明したので報告する。 |
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