作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 氷板下における晶氷厚の連続測定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第53回 水工学講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/03/04 ~ 2009/03/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
北見工業大学 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
北見工業大学 | 早川 博(HAYAKAWA Hiroshi) |
北海道科学技術総合振興センター | 清治 真人(SEIJI Masato) |
抄録 |
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氷板下に晶氷が存在する流れ場において,ADCPを河床に設置して連続測定を実施した.測定方法の検討から,ADCPのトラッキング値がどの晶氷濃度を測定しているかの検証,および実河川での晶氷濃度の測定の必要性が示された.晶氷底面のマニングの粗度係数の経時変化は,ADCPの測定データより,結氷初期は0.04付近と大きく,時間経過とともに0.03付近に至る事が明らかとなった.今回の観測地点においては,時間経過とともに氷板厚は増加し晶氷厚は減少する一方で,氷板厚と晶氷厚の合計厚さは,測定期間中,ほぼ一定の厚さを保っている事が明らかとなった.晶氷厚の減少の原因を明らかにするために,氷板厚計算を用いた検討を実施し,晶氷が氷板と一体となるため晶氷厚が減少する事が推察された.また,河川の違いにより晶氷濃度が異なる事が予見された. |
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