作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地における既設RC 床版の延命手法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成20年度 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成20年度 土木学会北海道支部 論文報告集 第65号(CD-ROM) |
発表年月日 | 2009/01/31 ~ 2009/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 三田村 浩(MITAMURA Hiroshi) |
寒地構造チーム | 石川 博之(ISIKAWA Hiroyuki) |
北海道開発技術センター | 赤代 恵司(SHAKUSHIRO Keiji) |
大阪工業大学 | 松井 繁之(MATSUI Shigeyuki) |
抄録 |
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本報告は,残存供用年数を確保し既設床版の寿命を延命させる一手法として,上面損傷部を補修し,下面を補強した床版供試体を製作し,輪荷重走行試験による疲労耐久性能の評価を行った.[*]疲労劣化した床版に対して,繊維シートにより下面補強した場合の補強効果について下記の知見が得られた.[*]① 疲労損傷した床版について,上面補修では初期剛性は回復できないが,下面補強することで剛性の回復が可能となり,併せて高い疲労耐久性の向上が確認できた.② 基準供試体に比べて,下面に繊維シート補強した供試体は,約94 倍の寿命延伸効果が得られた.異形棒鋼を用いた床版についても約33 倍の補強効果があるものと考察される.③ 松井式によるせん断耐力及び終局走行回数算定式および配力鉄筋による剥離破壊耐力分を考慮したせん断耐力算定式からおよその補強効果を評価できることが確認できた. |
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