国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 群杭基礎を有する橋脚-基礎-地盤系の地震応答解析法に関する一考察

作成年度 2008年度
論文名 群杭基礎を有する橋脚-基礎-地盤系の地震応答解析法に関する一考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成20年度 年次技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成20年度 土木学会北海道支部 論文報告集 第65号(CD-ROM)
発表年月日 2009/01/31 ~ 2009/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
株式会社ドーコン工藤 浩史(KUDO Hiroshi)
株式会社ドーコン小林 竜太(KOBAYASHI Ryuta)
株式会社ドーコン千賀 規宏(SENGA Norihiro)
寒地構造チーム西 弘明(NISHI Hiroaki)
寒地構造チーム岡田 慎哉(OKADA Shinya)
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
抄録
構造物の地震時応答は,基礎構造や周辺地盤の影響を大きく受けることから,実態に近い動的挙動を精度良く予測するためには基礎-地盤系における動的な相互作用効果を考慮した連成地震応答解析が必要となる.ここで,周辺地盤の影響を考慮した連成解析モデルとしては,二次元あるいは三次元の有限要素モデル,骨組要素モデル,Penzien 型(バネ-質点系)モデル等が挙げられる.本研究では,相互作用効果を考慮した橋脚-基礎-地盤系モデルに対する骨組要素モデルの適用性を検証することを目的として,道路橋における一般的な郡杭基礎を有する橋脚を対象とした検討を実施した.[*]検討の結果,橋脚および基礎構造を梁要素,周辺地盤を質点とせん断バネで表現し,基礎構造と周辺地盤を相互作用バネによって連結させた一体解析モデルを構築することで,三次元有限要素モデル(固体要素モデル)の解析結果を概ね再現可能であることが明らかとなった.但し,本検討は線形解析に限定していることから,提案する骨組要素モデルの非線形領域における適用性については,今後さらに検討を行う必要がある.
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.