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発表 低温環境下における橋梁用ゴム支承の温度依存性実験

作成年度 2008年度
論文名 低温環境下における橋梁用ゴム支承の温度依存性実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成20年度 年次技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成20年度 土木学会北海道支部 論文報告集 第65号(CD-ROM)
発表年月日 2009/01/31 ~ 2009/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
ゴム支承協会今井 隆(IMAI Takashi)
ゴム支承協会田中 弘紀(TANAKA Hiroki)
寒地構造チーム佐藤 京(SATOH Takashi)
寒地構造チーム三田村 浩(MITAMURA Hiroshi)
抄録
橋の耐震性能の向上を図る目的で使用している積層ゴム支承には,温度依存性があることが知られている.特に低温下での性能変化は橋の耐震性能に影響を与える可能性があることから,北海道のような積雪寒冷地での適用に際してはこの点を明らかにする必要がある.そこで,筆者らは,寒冷地における積層ゴム支承の照査方法を確立することを目的として研究を行っている.そして,これまで近年の研究および実験ならびに本州での施工実績を踏まえ,橋梁で使用される各種積層ゴム支承において低温下での適用を検証するため,支承製造会社よりその性能に関する資料の収集を行い,低温下に関するゴム支承の等価剛性の変化や温度依存性の実験検討を実施してきた.[*]今回は,この検討に基づき,積層ゴム支承の低温下における温度特性を把握するため,各種ゴム支承の温度依存性実験を実施した.[*]実験の結果は以下のとおりである.1) 積層ゴム支承は,低温下で等価剛性が大きくなるが,その度合いは支承の種類によって大きな違いがある.2) 等価減衰定数は,低温下で大きくなる支承と温度の影響が小さい支承がある.3) 低温下でのゴム支承の水平加振実験には,試験装置を設置した実験室の温度が顕著に影響するため,試験方法の標準化あるいは実験室による温度補正を行う必要がある.
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