| 作成年度 | 2008年度 |
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| 論文名 | Weather Conditions in Traffic Accidents Caused by Poor Visibility on National Highways in Hokkaido |
| 論文名(和訳) | 北海道の国道における視界不良を原因とした交通事故発生時の気象状況 |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 日中冬期道路交通ワークショップ |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2008/10/27 ~ 2008/10/28 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 雪氷チーム | 松島 哲郎(MATSUSHIMA Tetsurou) |
| 雪氷チーム | 伊東 靖彦(ITO Yasuhiko) |
| 雪氷チーム | 武知 洋太(TAKECHI Hirotaka) |
| 雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
| 抄録 |
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| 北海道の冬期道路では、吹雪による視界不良が日常的に発生し、ドライバーはこのような悪条件下での走行を強いられることが多い。本稿では、冬期における視界不良を原因とした交通事故に着目し、北海道の国道で、視界不良事故発生時の気象条件などを整理した。その結果、以下のことが明らかとなった。[*]・視界不良事故発生箇所は、平地部、及び直線部での発生件数が多い。[*]・車両相互の事故が93%と最も多く、そのなかでも追突事故が80%で最も多い。[*]・視界不良事故発生時の気象条件の最頻値は、気温-5~-7℃、風速3~8m/s、降雪量1~10cmの場合である。[*]・それらの気象条件は、竹内ら(1986)による研究で示されている、吹雪が発生し視界不良が生じやすい気象条件と概ね合致している傾向にある。[*]・吹雪が発生しやすい気象条件の際に、視程障害が発生し事故が発生しているものと推測される。 |
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