作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 現地計測による深礎杭の周面抵抗力の評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第28回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/10/29 ~ 2009/10/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 冨澤 幸一(TOMISAWA Kouichi) |
寒地地盤チーム | 福島 宏文(FUKUSHIMA Hirofumi) |
網走開発建設部 | 角田 富士夫(TSUNODA Fujio) |
抄録 |
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深礎杭施工時の孔壁土留め工において,吹付コンクリート等を用いた新しい土留め工法が増加してきている.これらの新工法では,従来設計に取り入れられなかった杭鉛直方向の周面抵抗力を設計に考慮できる.本報告は,北海道開発局において本設計法が初めて採用された橋梁基礎深礎杭での長期杭体応力計測の結果から周面抵抗力の評価を行った.[*]実測応力から求めた杭体軸力は,杭頭付近で減少する傾向にあり深部においても設計値より過小な発現を示した.軸力より求まる周面抵抗力についても設計値とは合致しなかった.杭体外周の実測応力値が合致するよう設定したFEM解析の結果,杭体内における応力分布は一様ではなく杭体各段面半径方向に異なる分布を示していた.FEMにおける異なる応力分布を考慮して求めた杭体軸力は,上載荷重の増加に伴い設計値より過小となるものの概ね設計値と合致し,求めた周面抵抗力は設計の上限値以上の発現を示した.また,周面抵抗力から求めた鉛直せん断地盤反力係数は過小に評価されたものの,設計の上限値を超える範囲においても弾性的な挙動を示し大きな地盤反力度が発現していた. |
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