作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 低改良率の深層混合処理で改良された泥炭地盤の長期沈下 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第28回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/10/29 ~ 2009/10/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 梶取 真一(KAJITORI Shinichi) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
抄録 |
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従来、泥炭性軟弱地盤において、深層混合処理工法を設計する場合、経験的に改良率50%以上とされてきた。一方、社会的要求から道路の建設や維持管理のコスト縮減が望まれており、経済的でかつ従来と同等の性能を確保する必要がある。既往の研究において、泥炭性軟弱地盤における低盛土の安定・沈下抑止対策として、低改良率の浮き型式深層混合処理工法とジオテキスタイルを併用した工法を採用し、改良率の低減による不同沈下量の検証およびジオテキスタイルによる不同沈下の抑止効果の確認を行った。本研究では試験施工区間を対象とし、道路供用1年後の改良効果について整理したものである。[*]その結果、以下のことが明らかとなった。[*]・改良率30%では泥炭層(Ap3)において、道路供用後に若干ながら沈下の傾向がある[*]・ジオテキスタイルの引張応力は、交通荷重による繰り返し作用を受けても増加しない。[*]・応力分担比は、盛土撤去後に一旦低下したものの、その後は増加傾向にあり、交通荷重によって改良柱体に生じる応力が漸増していると推測される。 |
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