作成年度 | 2009年度 |
---|---|
論文名 | 2車線道路における緩衝分離構造の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第39回土木計画学研究発表会(春大会) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/06/13 ~ 2009/06/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地交通チーム | 平澤 匡介(HISASAWA Masayuki) |
寒地交通チーム | 武本 東(TAKEMOTO Azuma) |
寒地交通チーム | 葛西 聡(KASAI Satoshi) |
抄録 |
---|
中央分離帯がない2車線道路では、限られた空間を対向する車両が高速で移動するために、正面衝突事故が起きることがあり、死亡事故等の重大事故になりやすい。道路構造令では、特例として中央分離帯の設置が認められているが、事故時の対応等のために拡幅することを求められ、費用が高額になるので、設置は限定される。幅員が狭い道路空間の中央に防護柵を設置している例として、スウェーデンの2+1車線道路がある。スウェーデンでは、このような区間にコストが低いワイヤーロープ式防護柵を設置している。ワイヤーロープ式防護柵は、支柱が細く緩衝機能があり、必要幅員も少ない。特に人力でワイヤーロープや支柱を外すことが可能で、部分的に中央分離施設を開放できることが、日本の防護柵にはない機能である。本稿は、ワイヤーロープ式防護柵を2車線道路の分離施設として導入するために、試験道路における試験施工や性能を確認するための衝突試験を行い、道路構造令や防護柵設置基準等の適用性を検討し、日本における導入可能性を考察した結果を報告するものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |