作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 2車線道路における緩衝分離構造の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第28回 日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/10/29 ~ 2009/10/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 平澤 匡介(HISASAWA Masayuki) |
寒地交通チーム | 武本 東(TAKEMOTO Azuma) |
寒地交通チーム | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地交通チーム | 葛西 聡(KASAI Satoshi) |
抄録 |
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北海道は、積雪寒冷地でかつ、広域分散型社会を形成し、郊外部の国道は走行速度が高くなりやすく、一度交通事故が起きると死亡事故に至りやすい。郊外部の国道は、大部分が往復非分離の2車線道路であり、限られた空間を対向する車両が高速で移動するために、正面衝突事故が起きると、死亡事故等の重大事故になりやすい。道路幅員が狭い道路の中央に防護柵を連続的に設置している例として、スウェーデンの2+1車線道路がある。2+1車線道路とは、全線を3車線として整備し、中央の車線を交互に追越車線として利用する方式である(写真-1)。スウェーデンでは、このような区間に中央分離施設を設置する場合、コストが最も低いワイヤーロープ式防護柵を採用し、その延長は2008年6月で1、800kmに達している1)。本稿は、ワイヤーロープ式防護柵を日本の2車線道路の分離施設として導入するために、衝突試験を行い、道路構造令や防護柵設置基準等の適用性を検討し、日本における導入可能性を考察した結果を報告する。 |
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