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発表 異なる養生温度条件下でのセメント改良泥炭の強度発現傾向

作成年度 2009年度
論文名 異なる養生温度条件下でのセメント改良泥炭の強度発現傾向
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第50回地盤工学会北海道支部年次技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2010/02/01 ~ 2010/02/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム林 宏親(HAYASHI Hirochika)
抄録
本報告は,一定の養生温度条件と養生温度を変動させた条件において,セメント改良土の強度発現の傾向について,室内試験により様々な角度から整理したものである.室内試験の結果,養生温度が5℃以上で経時変化によって細孔径が1μm以下へピークが移行した.また,総細孔量で900mm3/g以下,中央孔径値で0.4μm以下,エトリンガイトのピーク強度が100以上であれば強度発現が期待できる知見を得た.今回の試験結果であり泥炭すべてに該当するものではないが,強度発現に必要な養生温度が一軸圧縮強さだけではなく,セメント改良土内に存在する間隙およびセメント水和物(エトリンガイト)の具体的な数値からも明らかになった.また,試行的に実施した偏光顕微鏡観察ならびにX線回折試験の結果から,各養生温度で生じた間隙状況の観察、各養生条件におけるエトリンガイトの生成具合を評価することができた.
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