作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 地上気象観測の適用範囲に関する検討 ~気象観測所からの距離と気象の相関~ |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第28回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | 第28回日本道路会議論文集 |
発表年月日 | 2009/10/29 ~ 2009/10/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪氷チーム | 伊東 靖彦(ITO Yasuhiko) |
雪氷チーム | 武知 洋太(TAKECHI Hirotaka) |
雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
抄録 |
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道路防災計画や道路防災対策施設の立案にあたって、通常地上気象観測データが必要となる。[*] 近傍の気象観測所から数十 km離れた箇所で防災計画を検討することも発生するが、近傍の気象観測データを利用するか否かは経験的に設計者の判断で行われている。この場合データの精度がどの程度保てるかはこれまで明確なものとはなっていない。[*] そこで、地上気象観測所からの距離と道路吹雪対策に用いる気象値について、北海道内で取得された気象観測データを用いて、気象観測所からの距離との相関について、年統計値の平均値差を基に解析を行った。、[*] その結果、最深積雪深、年最大吹きだまり量。視程障害発生頻度は気象観測所から距離が離れても相関が良く、年累計降雪深や地吹雪発生頻度は相関が悪い結果であった。[*] ただし、吹雪危険度評価において、もしくは道路の吹雪対策に関する調査について、最終結果の許容誤差範囲についてはこれまで議論がなく、観測誤差、経年変化による誤差、吹雪気象値への換算式の誤差、危険度評価評点の誤差など各段階において誤差が存在していることを付記したい。 |
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