作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | すべり止め材の温度と雪氷路面への定着性についての一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第25回 寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/11/24 ~ 2009/11/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 大日向 昭彦(OBINATA Akihiko) |
道央支所 | 佐藤 圭洋(SATOU Takahiro) |
寒地交通チーム | 徳永 ロベルト(TOKUNAGA Roberto Abraham) |
寒地交通チーム | 高橋 尚人(TAKAHASHI Naoto) |
抄録 |
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積雪寒冷な地域の道路管理者は、安全・円滑な冬期道路の交通機能を確保するため、路面凍結対策の一環として、凍結防止剤等を散布している。しかし、凍結防止剤は、気温の低下に伴い融氷効果が減少する。そのため、気温が低く凍結防止剤だけでは十分な効果が得られない厳寒地域では、2.5mm~5.0mmに粒度を調整した砕石(以下「砕石」と記す)あるいは砂といったすべり止め材を散布している。しかし、散布されたすべり止め材は、車両の通過に伴い路外に飛散することがあるため、すべり止め材のみを散布する手法に比べ定着率が高いすべり止め材と凍結防止剤水溶液を混合する手法を取り入れ工夫している。[*]海外においては、定着性を向上させるためすべり止め材と加熱水を混合して散布する手法が導入されている国があり、一定の効果が確認されていることが報告されている。そこで著者らは、国内での適用可能性を検討するため、すべり止め材を加熱した散布手法及びすべり止め材と加熱水を混合した散布手法について、室内における基礎的な検討試験を行った。本稿ではその結果について報告する。 |
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