作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 地域住民と道路管理者における沿道の緑の維持管理に関する意識について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第28回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | 第28回 日本道路会議論文集 |
発表年月日 | 2009/10/29 ~ 2009/10/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地域景観ユニット | 上田 真代(UEDA Masayo) |
地域景観ユニット | 松田 泰明(MATSUDA Yasuaki) |
地域景観ユニット | 三好 達夫(MIYOSHI Tatuo) |
抄録 |
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道路緑化の効果が十分に発揮されるには維持管理の質が問われるが、昨今の維持管理費の削減により、これまでの行政主体の管理に限界が窺える。今後は地域住民が主体となり、行政が支援していく形へ変化させていくことを検討する必要がある。そこで、街路樹の維持管理のあり方や住民参加型への転換を図るうえで必要となる基礎的な知見を得るために、沿道住民、および道路管理者双方の視点から調査を実施した。[*] 調査結果、十分な街路樹の維持管理を行えない状況に不満を抱いている道路管理者も多く、機能を損なうのであれば街路樹は必要ないという意見や、一部住民の苦情を住民の総意と捉え街路樹は不要とする意見も一部にあった。しかし、多くの沿道住民は多少の問題があっても緑を望んでおり、道路管理者との認識に差異が見られた。また、住民の維持管理費の参加意欲も高いことから、体制が整えば住民主体の維持管理への移行が可能と考えられる。 |
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