国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 大型土槽を用いた降雨および水位上昇が微小電位に及ぼす影響の考察

作成年度 2009年度
論文名 大型土槽を用いた降雨および水位上昇が微小電位に及ぼす影響の考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第39回岩盤力学に関するシンポジウム
誌名(No./号数) 第39回岩盤力学に関するシンポジウム講演集
発表年月日 2010/01/07 ~ 2010/01/08
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災地質チーム宍戸 政仁(SHISHIDO Masahito)
防災地質チーム伊東 佳彦(ITO Yosihiko)
防災地質チーム日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki)
(株)フジタ村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki)
(株)フジタ丹羽 廣海(NIWA Hiroumi)
抄録
岩盤の破壊に先行して微小電位が発生することが知られている.本研究では,岩盤崩壊危険斜面や地すべり性変状斜面において地盤災害の監視・予測に適用する目的で微小電位観測をおこなってきた.現場観測では,降雨または地下水位変動の影響に起因する微小電位の変動量は非常に大きく,岩石の破壊に起因する微小電位変動を識別することが困難である.[*]本報告では,大型土槽を用いて現地地盤を模擬構築し,人為的に降雨や地下水位変動を再現した際の,微小電位の変動傾向について考察した.また,降雨および地下水位変動の影響を除去するための解析的手法による微小電位評価の適用性について考察した.
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