作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 敷砂緩衝工を設置したRC 製ロックシェッド模型の衝撃荷重作用時における数値解析的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成21年度年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成21年度論文報告集第66号(CD-R) |
発表年月日 | 2010/02/02 ~ 2010/02/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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㈱構研エンジニアリング | 鈴木 健太郎(SUZUKI Kentarou) |
㈱構研エンジニアリング | 牛渡 裕二(USHIWATARI Yuji) |
寒地構造チーム | 山口 悟(YAMAGUCHI Satoru) |
室蘭工業大学大学院 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
室蘭工業大学大学院 | 花岡 健治(HANAOKA Kenji) |
抄録 |
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本検討ではロックシェッドの性能照査型耐衝撃設計法の確立に向けた基礎資料を得ることを目的に,実際のロックシェッドの1/2 程度のモデルに対し,落石を模擬した重錘落下衝撃実験を実施した.また,三次元弾塑性衝撃応答解析を実施し,実験から得られた重錘衝撃力を等分布荷重として簡易に入力することで,変位波形やひび割れ分布などの挙動の整合性を,実験結果と比較することで分析した.検討結果を整理すると,以下のように示される.[*](1) 数値解析結果における変位波形性状は,H = 5 m 落下時には,敷砂の有無にかかわらず,ほぼ同様の推移を示した.また,H = 20m落下時では残留変位が異なるものの,敷砂の有無にかかわらず,実験結果とほぼ同様の波形性状を示した.特に敷砂質量を考慮していないH20 の場合には,第2 波以降のピーク発生時間まで高い再現性を示す.(2) 載荷点直下での最大変位発生時刻における覆工内変位分布は,敷砂の有無にかかわらず実験結果を精度良く再現する.(3) ひび割れ分布において,H = 20 m 落下時のひび割れは,敷砂の有無にかかわらず,概ね実験結果を再現できる. |
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