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発表 吹き止め式防雪柵の視程改善評価に関する調査について

作成年度 2009年度
論文名 吹き止め式防雪柵の視程改善評価に関する調査について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 ゆきみらい2010in青森
誌名(No./号数) 第22回ゆきみらい研究発表会論文集
発表年月日 2010/02/19
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム伊東 靖彦(ITO Yasuhiko)
雪氷チーム山田 毅(YAMADA Takeshi)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
抄録
近年、複雑な道路構造に対応したり、より高い機能を持つとされる新たな防雪柵の開発が盛んに行われている。[*]これまでに防雪柵などの吹雪対策施設の評価試験は、統一された方法が無く )、新たに開発された防雪柵の性能評価も、開発者毎に独自の方法で行われている。このため客観的な防雪効果の比較が困難となっており、相互比較が可能な防雪対策施設の性能評価法の確立が求められている。[*]そこで基本的な防雪対策施設の1つである吹き止め式防雪柵について、実物柵を用いた野外観測によってその防雪性能の評価し、あわせて観測方法について検討を行った。[*]その結果、道路における測定位置については、道路における測定位置は2車線道路では道路風下路側、4車線道路では中央分離帯もしくは道路風下路側が適当といえること、エンドエフェクトの影響を回避するため2車線道路では最低40m、4車線道路では最低60mの柵延長が必要となること、柵背面の吹きだまり変化や除雪の有無による視程改善効果への影響は軽微であることなどが明らかとなった。
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