作成年度 | 2010年度 |
---|---|
論文名 | 盛土厚層化施工の実施に向けた提案 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第45回地盤工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/08/18 ~ 2010/08/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地地盤チーム | 安達 隆征(ADACHI Takayuki) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOH Atsuko) |
抄録 |
---|
近年、工事規模の大型化に伴い、高盛土で大規模な土工が増加しており、効率の良い土工が建設コスト縮減や早期供用による経済効果につながるものと期待される。そこで、効率性や経済性の観点から、盛土の一層当たりの施工厚さを標準の厚さよりも厚くし、適用拡大を目指すため、実際に現場の盛土施工で使用されている標準的な転圧機械で現場試験施工を実施した。[*] 本検討は、粗粒土に分類される土質や火山灰土について現場試験施工を行った。その結果、礫分が60%以上の礫質土は、締固め効果が深部まで伝わりづらく、一方、砂質土や礫分が60%未満の礫質土は、盛土の厚層化施工に適していることがわかった。また、火山灰土は盛土厚層化施工に適さない可能性があることがわかった。[*]これまで、市場に乏しい大型転圧機械のみの施工だったが、この研究成果により、一般的に現場で用いられている標準的な転圧機械でも、盛土の品質を落とすことなく厚層化施工することが可能になった。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |