作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 泥炭農地の地下水位制御による土壌呼吸の違い |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成22年度農業農村工学会大会講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/08/31 ~ 2010/09/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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資源保全チーム | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
資源保全チーム | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
資源保全チーム | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
資源保全チーム | 大久保 天(OHKUBO Takashi) |
資源保全チーム | 岡村 裕紀(OKAMURA Yuuki) |
抄録 |
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泥炭農地では排水にともない乾燥が進むと泥炭が分解し、地盤沈下の要因の一つとなる。筆者らは泥炭農地の地下水位を営農に支障をきたさない程度に高く維持し、泥炭の分解を抑制する試験に取り組んでいる。泥炭の分解が抑制されると、温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)の大気中への放出も抑制されることになる。そこで、地下水位を人為的に調節した泥炭農地において土壌呼吸量を測定し、地下水位と土壌地表面からのCO2放出量との関係を検討した。その結果、10月と12月調査日の一部を除いたすべての調査日において、5%水準で有意に堰上げ区の土壌呼吸速度が小さい結果となった。すなわち、地下水位を高く維持することにより、土壌からのCO2放出を抑制することが可能である。 |
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