作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 凍害劣化の簡易診断技術に関する研究 |
論文名(和訳) | A study on simply diagnosis method of frost damage |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会2010(さいたま) |
誌名(No./号数) | コンクリート工学年次大会2010(さいたま) |
発表年月日 | 2010/07/07 ~ 2010/07/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
耐寒材料チーム | 林田 宏(HAYASHIDA Hiroshi) |
抄録 |
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本研究は,コンクリート構造物の凍害の程度を通常の日常管理の範囲で簡便かつ迅速に評価できる診断技術の確立を目指すものである。ここでは,表面からの劣化部の厚さを非破壊で簡易に推定できる表面走査法の理論に着目し,凍害診断への応用を試みた。表面走査法は,凍害を受けた劣化部の厚さをある一定の精度で非破壊により推定する方法として有効であることと,測定で得られるグラフの傾きから耐凍害性の閾値(相対動弾性係数60%)を下回る部分の深さを推算できることが確認された。さらに,実構造物において実証的・臨床的な評価を行い,データ数は未だ少ないものの表面走査法の有効性の一端が示された。 |
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