国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 植物によるのり面の断熱効果

作成年度 2010年度
論文名 植物によるのり面の断熱効果
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会第65回年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2010/09/01 ~ 2010/09/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
北見工業大学鈴木 輝之(SUZUJKI Teruyuki)
北見工業大学中村 大(NAKAMURA Dai)
抄録
北海道のような寒冷地では、道路のり面が凍上により変形、崩壊する例が多々報告されている。このような凍上被害を軽減する手法として、植生の断熱効果が有効であると1)考えられている。そこで、盛土のり面を異なる2種類の方法で緑化したのち、地表および地中の温度を測定し、植生無しの箇所と比較した。その結果、植生によりのり面の凍結深さが浅くなること、のり面の向きが凍結深さに影響を与えること、施工から2シーズン目程度までは植生による断熱効果が大きいことが分かった。
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