作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 路面状態を考慮した往復2 車線道路の追越挙動モデルの構築 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第30回交通工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/09/21 ~ 2010/09/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 武本 東(TAKEMOTO Azuma) |
寒地交通チーム | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地交通チーム | 葛西 聡(KASAI Satoshi) |
抄録 |
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北海道郊外部の一般国道は、大半が往復2車線道路である。往復2車線道路では、低速車両を先頭とした車群が形成されたときに、対向車線を利用する追越が発生し、降雪期の圧雪路面でも対向車線を使った追越が発生する。当該道路の速達性や安全性を向上させるための検討を行なう上で、往復2車線道路における対向車線を使った追越挙動に関する交通流シミュレーションの実施が求められている。そこで、本稿では、往復2車線道路において夏期と冬期に実施した追越挙動調査の実測値を用いて、対向車線を使った追越挙動をモデル化した交通流シミュレーションを構築した。夏期の乾燥路面と冬期の圧雪路面における実測調査から得られた追越回数、交通量等の実測値をシミュレーション結果と比較した結果、両者の差が小さく、再現性が高いことを確認した。感度分析の結果からは、圧雪路面時や視界不良時の追越実行回数は自車線交通量が多くなっても乾燥路面時ほど増加しないこと、路面状態に関わらず対向車線交通量の増加に伴い追越成功率が低下する傾向があることを確認した。 |
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